80年代に開花した編集音楽で、素材の音をノイズゲートと呼ばれるエフェクターに通し、細切れに切断していくエキサイティングな音楽の総称。
元々は、オープンリールを使い素材を切り貼りすることによって効果を出していく手法。
（ちなみに、楽音の編集に特化したリミキサーをエディターと呼ぶことが多い）
　 これらの手法を使い世界のダンスミュージック・シーンを賑わせたのが、NYの The Latin Rascals や Omar Santana といったエディター。
日本でもこのシーンに早くから反応していたのが、The JG's や M.I.D.そして藤原ヒロシといったクラブ創世記のクリエーター集団。
その後、このムーブメントを引き継いでいったのが、nonSectRadicalsやLatin Ras Kaz、関西のMatsumoto Hisataakaa。
　 近年ではDTMの普及もあり、気軽にゲート・ミュージックの感覚を味わうことができ、制作を始めてわずか数年という若者が切れ味鋭いリミック
スを作るという頼もしい状況で、これからますます注目を浴びる手法であるといえます。

>> マチャール氏によるゲートミュージックの説明

nonSectRadicalsは、三好史（日本編集音楽協会）・通称“いぬ”と田村雅章・通称
“マチャール”の二人組によるリミックス・チームで、それぞれのキャリアは80年代
初頭からスタートし、この手の分野でのパイオニアでもあります。
三好史は、日本初のリミックス・チームThe JG's（早見優や久保田利伸のリミック
スを担当）のメイン・エディターで、そのライバル・チームであるM.I.D.（中山美
穂や小泉今日子のリミックスを担当）のメイン・エディターである田村雅章の二人
が90年代になって結成した筋金入りのエディター・チームです。
※なんと前回のゲートナイトは17年前だそうです！
http://nonsectradicals.starfleet.ac/archivi/311

彼らのHPで最近のリミックスを聴くことができます。
http://nonsectradicals.starfleet.ac/